市営墓地の永代供養墓(合葬墓)に改葬する|使用料・市民要件・募集時期

執筆・編集: 大久保亮佑(株式会社Kogera代表/生前整理アドバイザー2級)

更新日: 2026年10月7日

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市営墓地の永代供養墓(合葬墓)に改葬する|公営霊園90件のうち合葬先を確認できた49件。使用料は1体9,100円(札幌市)から

墓じまいのあとの改葬先に、市営や都立の合葬墓(合葬式墓地・合同納骨塚)を選ぶ道があります。使用料は1体9,100円(札幌市 平岸霊園 合同納骨塚)から。年ごとの管理料がかからない施設が多く、宗教・宗派も問われません。承継者を前提としない点は民間の永代供養墓と同じで、運営が自治体である分、続くかどうかの心配が小さい。

ただし、申し込めるのは市民だけか、いまの市営墓地を返す人に枠があるか、募集は常時か年に数回か。ここが施設ごとに違います。当サイトが条例・公式サイトを実査した公営霊園90件のうち、園内に合葬先を確認できたのは49件。使用料が公式に分かる39件の金額と、申込資格・募集時期を並べます。

要点:公営の合葬墓を改葬先にするときに分かれるところ(公営霊園90件の実査から)

論点実査の結果例
園内に合葬先がある49件/90件残り41件のうち8件は公式に「無い」と明記、33件は確認した資料に記載なし(無い、ではない)
使用料を公式に確認できた39件最安は平岸霊園 合同納骨塚 1体9,100円。都立霊園の施設変更制度は使用料・管理料が不要(1件)
いまの公営墓地を返す人を対象に明記27件明石市は同時申込みで使用料免除・広島市は申込資格に明記・福岡市は条例に規定
市外在住でも可(または市外料金)11件札幌市・岡山市・高槻市・旭川市・市川市・豊能町・春日井市・青森市・宝塚市・苫小牧市・四條畷市。他は市民または市内のお墓からの改葬が前提
常時・随時募集13件明石市・加古川市・札幌市・仙台市・大分市・豊能町・青森市・宝塚市・四條畷市・日立市・八戸市・浦安市・寝屋川市。期間募集は年1〜3回が多い
合葬後は取り出せないと明記26件明石市・加古川市・広島市・堺市・宇都宮市・高槻市・旭川市・秋田市・前橋市・八王子市・藤沢市・那覇市・豊能町・春日井市・青森市・宝塚市・苫小牧市・四條畷市・小田原市・日立市・市原市・長岡市・八戸市・浦安市・稲城市・寝屋川市。明記が無くても取り出しは想定されていない

件数は当サイトの公営霊園データ(条例・公式サイトの実査、確認日2026年8月23日〜9月3日)と、2026年9月9日に読み直した公式ページからの集計です。「記載なし」は制度が無いことを意味しません。

公営の合葬墓とは:永代供養墓との関係

合葬墓は、多くの方の遺骨をひとつのお墓に一緒に埋蔵し、管理を運営者が続けるお墓です。自治体が運営するものは「合葬式墓地」「合葬式墓所」「合同納骨塚」「共同墓碑」と名前が分かれますが、仕組みは同じ。広島市は「多くの焼骨を共同で埋蔵するお墓のことで、本市が永代にわたって管理を行います」と説明しています。承継者に代わって供養と管理を引き継ぐという意味で、民間の永代供養墓と同じ役割を果たします。検索で「市営墓地 永代供養」と探して見つかるのは、ほぼこの合葬墓です。

民間との違いは3つ。運営が自治体なので事業の継続性を個別に見極める負担が小さいこと。宗教・宗派を問わない施設が多いこと(加古川市は「宗教・宗派は問いません」と明記)。そして、使用料が公表されていて、以後の管理料が要らない施設が多いことです。一方で、申込資格に市民要件や「市内のお墓からの改葬」という条件が付き、募集が年に数回に限られる施設もあります。

当サイトが条例・公式サイトを実査した公営霊園90件のうち、園内または同じ運営者の施設に合葬先があると確認できたのは49件でした。残り41件は2つに分かれます。市や町が「無い」と公式に書いているのが8件、確認した公式資料に記載が見当たらないのが33件で、後者は合葬先が無いという意味ではありません(「合葬先が無い霊園」で整理しています)。名古屋市のように、八事霊園・愛宕霊園には記載がなくても、別のみどりが丘公園に合葬式墓地がある例もあります。

使用料の一覧:公式に確認できた39件

合葬先があると確認できた49件のうち、使用料の金額まで公式サイト・条例に記載があったのは39件です。金額はすべて公式の記載をそのまま転記しています。「1体あたり」の合葬のみの区分で比べると、最も安いのは平岸霊園 合同納骨塚の9,100円。都立霊園の施設変更制度は、承継者がいない使用者が都立霊園のお墓を返還して合葬式墓地へ改葬する場合に限り、使用料・年間管理料が不要です。

公営の合葬墓の使用料(公式サイト・条例の記載を転記。当サイト実査分)
自治体・施設使用料(公式の記載)申込資格・返還する人の扱い確認日・出典
兵庫県明石市石ケ谷墓園 合葬式墓地合葬室使用料 1体55,000円。一般墓地の返還と同時に申し込む場合は免除一般墓地の返還と同時申込みで使用料免除(減免申請書を提出)〔2026年9月9日〕出典を見る
兵庫県加古川市日光山墓園 合葬式墓地合葬のみ82,500円・個別安置後合葬165,000円・個別安置の延長(10年・1回限り)55,000円・記名板33,000円祭祀の主宰者。宗教・宗派は問わない〔2026年9月9日〕出典を見る
東京都小平霊園・八柱霊園 合葬式墓地(施設変更制度)使用料・年間管理料が不要(施設変更制度で改葬する場合)承継者がいない都立霊園の使用者。年度により実施の有無・受入霊園・受付期間が異なる〔2026年9月9日〕出典を見る
神奈川県横浜市メモリアルグリーン 慰霊碑型・樹木型納骨施設慰霊碑型 60,000円(1体・30年間、管理料31,420円)、樹木型 140,000円(1体、管理料62,850円)一般墓所を返還して移す場合の優先枠・免除は確認したページに記載なし〔2026年10月1日〕出典を見る
北海道札幌市平岸霊園 合同納骨塚1体9,100円(申請時に現金一括。以後の管理料なし)市営霊園・墓地を返還(墓じまい)する人は札幌市民でなくても可。返還に伴う使用では住民票不要〔2026年9月9日〕出典を見る
広島県広島市高天原墓園 合葬墓焼骨1体につき5万円(管理料は使用料に含む)市営墓地または広島市(高天原)納骨堂の使用者で、使用権を返還して合葬墓に移す人を申込資格に明記。生前申込みは不可〔2026年9月9日〕出典を見る
神奈川県川崎市緑ヶ丘霊園 合葬型墓所使用料 1体7万円・管理料 1体3万円(永年分)一般墓所を返還して移す場合の優先枠は確認したページに記載なし〔2026年9月9日〕出典を見る
岡山県岡山市上道墓園 合葬墓焼骨1体10,000円(市内に住民票がない人は15,000円)「岡山市内の墓地又は納骨堂からお骨を改葬又は分骨する方」を申請資格に含む。市外在住は割増料金で可〔2026年9月3日〕出典を見る
神奈川県相模原市峰山霊園 合葬式墓所(慰霊碑型・樹林型)慰霊碑型 1体90,000円・2体180,000円、樹林型 1体92,000円・2体184,000円。年間管理料なし一般墓所を返還して移す場合の優先枠の記載なし〔2026年9月9日〕出典を見る
栃木県宇都宮市東の杜公園 合葬墓・長期納骨堂合葬墓 焼骨1体25,000円(条例第16条の8)市のよくある質問が墓じまい後の受け皿として案内。返還者の優先枠の記載なし。条例第16条の6により合葬後の焼骨は返還されない〔2026年9月3日〕出典を見る
大分県大分市大分市営納骨堂 合葬式収蔵施設1体44,000円(期間は永年)大分市に3か月以上住所を有することなど。市営墓地を返還する人の優先枠の記載なし〔2026年9月13日〕出典を見る
兵庫県西宮市白水峡合葬式墓地合葬室 1体50,000円・一時安置室 1体100,000円(10年間収蔵後に合葬室へ)・記名板(希望者のみ)1体30,000円(いずれも税込)西宮市立一般墓地・納骨堂の名義人は当該墓地・納骨堂を返還する必要がある(返還後なら申込み可)。生前申込みは合葬室のみ。分骨での申込み不可。申込みは郵送で斎園管理課〔2026年9月13日〕出典を見る
神奈川県横須賀市横須賀市営公園墓地 合葬墓1納骨区画10万円・年間管理料650円(条例別表第1)一般墓地を返還して移す場合の優先枠・申込資格は確認したページに記載なし〔2026年9月13日〕出典を見る
大阪府高槻市高槻市公園墓地 合葬式墓地合葬のみ55,000円・10年間個別保管後合葬110,000円・20年間個別保管後合葬165,000円・記名板55,000円(税込・市民)。市民以外は82,500円・165,000円・247,500円・82,500円高槻市民、死亡時に高槻市民であった親族の焼骨の所有者、公園墓地の墓所を返還すると同時に申し込む方(公園墓地に埋蔵された焼骨の所有者)、市民の生前予約〔2026年9月13日〕出典を見る
北海道旭川市旭川市共同墓1体につき26,000円(住所要件により5割増の場合あり)旭川市又は近隣8町(鷹栖町・東神楽町・当麻町・比布町・愛別町・上川町・東川町・美瑛町)に住所がある人、生前にこれらの地域に住所があった人の焼骨等を収蔵する人。条例第8条の2第1項第3号により、市営墓地の使用者が焼骨等を共同墓に改葬のうえ当該墓地を返還する場合も対象〔2026年9月18日〕出典を見る
秋田県秋田市秋田市営墓地 合葬墓(北部墓地・平和公園)1体につき17,000円(北部墓地・平和公園とも)本市に住所又は本籍がある人、死亡時に本市に住所・本籍があった人の焼骨を埋蔵する人、本市が設置した墓地から改葬する人。自己の死亡後の使用は申請時に満65歳以上であることが条件〔2026年9月18日〕出典を見る
福島県郡山市郡山市東山霊園 合葬墓(個別埋蔵室・合葬室)個別埋蔵室1体用95,000円・2体用190,000円、合葬室(直接埋蔵)1体45,000円自己の死亡後の利用のために合葬墓を使用する場合は申請時に満65歳以上であることが条件。個別埋蔵室の焼骨は20年経過後(又は使用者の申出があれば経過前でも)合葬室に移され、焼骨未埋蔵での使用終了は使用料の2分の1が還付される〔2026年9月18日〕出典を見る
福島県いわき市いわき市営墓園 納骨堂型合葬墓地・樹木葬型合葬墓地納骨堂型合葬墓地1体90,000円(納骨堂利用)/45,000円(利用しない場合)、樹木葬型合葬墓地1体120,000円自己の死亡後にその焼骨を埋蔵する目的で使用する場合は、申請時に65歳以上であるか、市長が特別な事情を認める者であることが条件〔2026年9月18日〕出典を見る
群馬県前橋市嶺公園樹林墓地(個別埋蔵施設A・B型地/合同埋蔵施設C型地)A型地230,000円・B型地350,000円(個別・20年)、C型地50,000円(合同埋蔵・永年)。更新時A型地50,000円・B型地80,000円条例第3条第2項の要件に加え、祭祀を承継する者がいない者、又はいなくなる見込みがある者であることが必要(施行規則第4条)〔2026年9月18日〕出典を見る
東京都八王子市緑町霊園 合葬式墓地(納骨室・合葬室)納骨室1体用125,000円・2体用250,000円、合葬室1体につき85,000円(区画墓地からの施設変更の場合は納骨室1体用125,000円・2体用250,000円、合葬室1体30,000円)市内1年以上居住・祭祀主宰者(自己使用目的の場合を除く)。区画墓地の使用者が区画墓地を返還して合葬式墓地に施設変更する制度あり(この場合の使用料は低額)〔2026年9月18日〕出典を見る
神奈川県藤沢市大庭台墓園 合葬納骨壇1箇所につき78,000円(管理料の定めなし)公式記載を確認できず〔2026年9月18日〕出典を見る
宮崎県宮崎市宮崎南部墓地公園・下原墓地・倉之町墓地・瀬頭墓地・福島町墓地・桃山墓地・龍福寺墓園 合葬墓宮崎南部墓地公園132,400円、下原墓地・倉之町墓地・龍福寺墓園101,850円(いずれも年間管理料なし)宮崎南部墓地公園の合葬墓のみ生前予約が可能。返還する人向けの優先枠の記載はなし〔2026年9月18日〕出典を見る
沖縄県那覇市那覇市民共同墓(合葬用納骨室・合葬室・短期収蔵納骨室)合葬室(直接埋蔵・生前予約とも)1体30,000円。短期収蔵納骨室は1体用25,000円・2体用50,000円・特殊壇100,000円(使用期間5年、1回に限り更新可)本市に住所を有し、祭祀を主宰する者で焼骨を所持していること。生前予約の場合は本市に住所を有し自己使用目的であること〔2026年9月18日〕出典を見る
千葉県市川市市川市霊園 合葬式墓地1体用71,000円・2体用142,000円(この他の年間管理料等はなし)。使用許可日から20年間は納骨壇に埋蔵し、その後は1体ずつ合葬室へ改葬して合祀一般墓地の返還を条件に、公募以外で許可する特例あり(生前・遺骨あわせて2体まで。この特例に限り市外在住でも申込可)。公募の申込資格は確認したページに記載なし〔2026年10月1日〕出典を見る
大阪府豊能町大阪北摂霊園 合葬・COSMOS WINDOW直接合葬1体66,000円・5年間安置後合葬(個別安置)1体88,000円・10年間安置後合葬(個別安置)1体132,000円・記名板(希望制)1枚33,000円(税込)。年間管理料などの追加費用の有無は確認したページに記載なし遺骨を所持している人、または自分の遺骨の埋蔵を目的とする人(生前予約)。住所・国籍・宗旨宗派は問わない。建立葬の使用者が墓所の返還と同時に申し込む場合は合葬の使用料を2分の1に減額(記名板は対象外)〔2026年10月1日〕出典を見る
愛知県春日井市潮見坂平和公園 合葬式墓地(共同埋蔵施設・個別埋蔵施設)共同埋蔵施設 市内55,000円(使用料35,200円+清掃料19,800円)・市外72,600円(52,800円+19,800円)、個別埋蔵施設 市内125,400円(105,600円+19,800円)。いずれも焼骨1体あたり共同埋蔵は遺骨所持(改葬可)で祭しを主宰する者、生前申請は市内在住の満65歳以上。個別埋蔵は市内住民登録(または納骨対象者が死亡時に市内住民登録)かつ遺骨所持(改葬可)・祭しを主宰する者〔2026年10月4日〕出典を見る
青森県青森市月見野霊園 合葬墓(納骨室・合葬室)納骨室及び合葬室 1体98,000円、合葬室のみ 1体62,000円、記名板 1体34,000円(希望者のみ)。市営霊園・墓園の一般墓地から合葬室に改葬する場合は、遺骨の体数にかかわらず返還する一般墓地1区画につき62,000円。納付した使用料は返還しない一般墓地を使用していない方で、市内在住で遺骨保有(改葬含む)/市外在住で死亡時に市内在住だった方の遺骨保有/市内在住の満70歳以上(生前予約)。別に、一般墓地から合葬室に改葬して墓地を返還する方(条例第9条第4項)〔2026年10月4日〕出典を見る
兵庫県宝塚市宝塚すみれ墓苑 合葬式墓所直接合葬方式 1体55,000円(税込)/埋蔵室安置後合葬方式(10年安置)110,000円(生前申込は132,000円)/記名板55,000円(希望制)宝塚市外在住でも申込可・宗旨宗派不問。焼骨をお持ちの方(初めて納骨・他墓所から改葬)と生前申込みの方が対象。他墓所から改葬する場合は住民票(本籍地記載・3か月以内)と改葬許可証または埋蔵証明書の原本〔2026年10月4日〕出典を見る
北海道苫小牧市苫小牧市共同墓(高丘第二霊園内)1体11,000円(使用料7,000円+管理料4,000円。永代・納入は申請時のみ。納骨を取りやめても返還なし)市に住所又は本籍を有する者が管理するお骨、市に住所又は本籍を有していた故人のお骨、または高丘霊園・高丘第二霊園・植苗墓地から共同墓に改葬する場合(条例第2条第3項第3号)。市営墓地から移す場合は「不要となるお墓の解体撤去に関する契約書」が必要書類〔2026年10月4日〕出典を見る
大阪府四條畷市飯盛霊園 合葬墓「虹の丘」合葬施設 1体 資格1 65,000円/資格2 75,000円(税込・令和8年10月1日改訂)。個別安置施設(10年分)は別途 65,000円/98,000円、記名板 137,000円/206,000円どなたでも申込可。資格1=関係市(守口・門真・大東・四條畷)に住所を有する者/死亡時に関係市に住所を有していた者の焼骨を所持する者/飯盛霊園の個別墓所の使用者。資格2=それ以外。墓所を返還して申し込む場合は事前に組合管理課へ相談〔2026年10月4日〕出典を見る
茨城県水戸市浜見台霊園 合葬式墓地1体あたり70,000円(管理料のお支払いはありません)自己の死後の焼骨を埋蔵しようとする者(生前申込み)、または配偶者・6親等以内の血族・3親等以内の姻族の関係にあった者その他規則で定める者の焼骨を現に所有する者。市長は本市に住所を有する者を優先する(市外在住者が申し込めるかの明記なし)。申請書に「区画墓地の返還」の有無の欄あり〔2026年10月4日〕出典を見る
神奈川県小田原市久野霊園 合葬式墓地焼骨等1体あたり使用料60,000円・管理料10,000円(永年)。使用料・管理料は使用許可の際に一括納付(1回限り)。使用料の免除や猶予の制度はない応募の時点で市内に1年以上居住している方(久野霊園を使用していない方も対象)。久野霊園の区画墓地使用者は、合葬式墓地使用許可から3年以内に改葬して区画墓地を返還。埋蔵できるのは申請時点で現に有する焼骨等、または申請者が死亡した際の焼骨等(生前申込み)〔2026年10月4日〕出典を見る
茨城県日立市日立鞍掛山霊園 合葬式墓地(納骨室・合葬室)市営霊園使用者(返還者)向け: 納骨室 1体用納骨壇55,000円・2体用納骨壇110,000円、合葬室 1体25,000円、記名板(希望制)1体10,000円(税込)。市営霊園を使用していない方の令和8年度募集は1体用110,000円・2体用220,000円・合葬室1体50,000円市営霊園(東平・鞍掛山・十王・入野・成沢)の墓所使用者で、現在使用している墓所を返還する者。許可から2箇月以内に墓所中止(霊園返還)届。市外在住の使用者が申し込めるかの明記なし〔2026年10月4日〕出典を見る
千葉県市原市海保墓園 合葬墓(合葬室。特例使用許可)市営墓園の区画を返還する者は特例使用許可で無料(返還区画に埋蔵されている焼骨に限る。撤去工事・改葬の費用は自己負担)。一般向け令和8年度公募: 納骨壇 1体用79,000円・2体用158,000円、合葬室 1体38,000円市営墓園の使用者で使用墓地を返還する者(特例使用許可)。必要書類に撤去工事契約書の写し・焼骨全員分の改葬許可書があり、(市外在住者の場合)住民票の写しとの記載はあるが、市外在住でも申請できると明記した文は確認できない。一般公募は1年以上市原市に住民登録があり、市営墓園施設(納骨堂・合葬墓を除く)の使用許可を受けていない者〔2026年10月4日〕出典を見る
新潟県長岡市長岡市墓園 共同墓(第1号墓域内)骨壺1個あたり145,000円。墓誌を掲示する場合は1枚あたり令和8年度20,000円の実費。区画墓地の返還者の減免は確認できず優先: 区画墓地に埋蔵されている遺骨を改葬する使用者(使用している区画墓地を返還する場合に限る)。ほか、市民で遺骨(改葬・分骨を除く)を持つ方、死亡時に市民だった者の遺骨(同)を持つ方、市長が相当の理由があると認める者〔2026年10月4日〕出典を見る
青森県八戸市東霊園 合葬墓焼骨1体につき65,000円(払戻しなし)通年受付は「焼骨を保有している方」(八戸市民(申込時に引き続き1年以上住民登録)の焼骨、または死亡時に八戸市民(同)だった方の焼骨を保有し、使用できるお墓がない方)。市営霊園の一般墓地区画の使用者(遺骨を埋蔵している方で、区画を返還すること)と満65歳以上の市民の生前予約の区分は「現在募集しておりません」〔2026年10月4日〕出典を見る
千葉県浦安市墓地公園 合葬式墓地(複合霊堂。20年保管後に合祀室へ埋蔵)通常(20年保管後埋蔵)は1焼骨につき137,500円(税込)。墓所の返還者は合祀室改葬等許可制度で、改葬先の使用料を負担せずに合祀室へ改葬できる(生前予約は使用者と配偶者に限り1人35,000円)通常は、申請時点で本市に住民登録2年以上で埋蔵されたことがない焼骨を持つ方など。墓所の使用者は、墓所を返還して焼骨の全部または一部を改葬する場合などに利用できる(墓所を継続する使用者は焼骨の一部を1体35,000円で改葬)〔2026年10月4日〕出典を見る
東京都稲城市公営 稲城・府中メモリアルパーク 合葬式墓地(納骨壇に20年→合葬室。納骨壇は更新1回で最長40年)1体用178,200円・2体用356,400円(管理料相当分を含む)。平面墓地(普通・芝生。有期限芝生を除く)の返還者は、墓地1基につき50,000円の使用料で合葬式墓地の使用許可を受けられ、遺骨は合葬室に埋蔵(返還ページ)通常は、申込者本人が基準日以前から1年以上継続して稲城市または府中市に居住していること等(よくある質問。申込区分・資格の詳細は「申込みのしおり」で未確認)。平面墓地の返還者は返還ページの施設変更(事前に管理事務所へ電話)〔2026年10月5日〕出典を見る
大阪府寝屋川市公園墓地内の納骨堂 合葬室使用料20,000円+管理料10,000円=30,000円(永年)申請日に寝屋川市に1年以上継続して居住し祭祀を主宰する方で、寝屋川市民または市民であった死亡者の遺骨を持つ方。既に公園墓地の墓地使用許可(または納骨壇の長期使用許可)を受けている方は申込不可。区画墓地の返還者を対象とする記載なし(納骨壇の返還者は合葬室への収蔵が選べる)〔2026年10月5日〕出典を見る

金額の幅は、何を含むかで決まります。札幌市の9,100円は申請時に一括で払い、以後の管理料はかかりません。川崎市の緑ヶ丘霊園は使用料7万円のほかに永年分の管理料3万円を払う形。横浜市 メモリアルグリーンの慰霊碑型は使用期間が30年で、更新するなら改めて30年分の使用料がかかり、更新や遺骨引取りの申出がなければ期間満了後に合同埋蔵されます。加古川市は「合葬のみ82,500円」と「個別安置後合葬165,000円」が分かれ、記名板33,000円は希望者だけ。相模原市は慰霊碑型と樹林型で1体90,000円・92,000円、年間管理料はありません。

民間の合祀墓は1体3万円〜30万円、個別安置期間のある永代供養墓は16.5万円〜150万円が目安です(合祀墓とはで出典を示しています)。公営の合葬墓はその下限の側に並びますが、使用料の記載が無い10件については当サイトから金額を示せません。募集案内のパンフレットや窓口で確認してください。

申込資格:市民要件と、いまの市営墓地を返す人の扱い

公営の合葬墓で最初に確かめるのは、自分が申込資格に入るかどうかです。多くの自治体は「市内に住所がある人」「亡くなった時点で市内に住所があった人の遺骨」「市内のお墓・納骨堂からの改葬」のいずれかを前提にしています。広島市の令和8年度の募集案内は、この3区分を並べたうえで、区分3を「市営墓地又は広島市(高天原)納骨堂の使用者で、使用権を返還し、代わりに合葬墓に焼骨を埋蔵しようとする方」と定めています。申込者も故人も市内に住所がなく、市外のお墓から移すという組み合わせは、この3区分のどれにも当たりません。

市外在住でも申し込める旨を明記していたのは11件。札幌市は「札幌市営霊園・墓地の使用者で、返還(お墓じまい)をされる方(札幌市民でなくても可)」とし、返還に伴う使用では住民票の提出も不要としています。岡山市 上道墓園の合葬墓は、申請資格に「岡山市内の墓地又は納骨堂からお骨を改葬又は分骨する方」を含み、市内に住民票がない人は使用料が10,000円から15,000円に上がる形で受け入れます。どちらも「市内のお墓から移す」ことが条件で、住所は問わない、という組み立てです。

いまの公営墓地を返す人を申込資格や制度の対象として明記していたのは27件でした。優遇の形は分かれます。明石市 石ケ谷墓園は、一般墓地の返還と同時に合葬室へ申し込むと通常1体55,000円の使用料が免除され、申込時に減免申請書を出します。東京都の施設変更制度は、承継者がいない都立霊園の使用者を対象に、使用料・年間管理料が不要。福岡市は条例第7条に「合葬式墓所の利用を目的として利用地の全部を市長に返還するとき」の定めを置き、名古屋市みどりが丘公園は「一般墓地を返還していただくことで、合葬式墓地の使用許可を受けていただけます」と案内しています。

逆に、横浜市・大阪市・仙台市・川崎市・相模原市・さいたま市などは、一般墓所を返還して園内の合葬先へ移す場合の優先枠や使用料の免除が、確認したページに記載されていませんでした。同じ園内の合葬先へ移る手続きと、旧区画の使用料が戻る「還付」との関係は、公営墓地の施設変更で整理しています。

園内に合葬先があると確認できた公営霊園49件の使用料・返還する人の扱い・募集時期
自治体・合葬先使用料返還する人の扱い募集時期
兵庫県明石市石ケ谷墓園 合葬式墓地合葬室使用料 1体55,000円。一般墓地の返還と同時に申し込む場合は免除一般墓地の返還と同時申込みで使用料免除(減免申請書を提出)常時募集
兵庫県神戸市鵯越墓園 合葬墓公式記載を確認できず公式記載を確認できず確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
兵庫県加古川市日光山墓園 合葬式墓地合葬のみ82,500円・個別安置後合葬165,000円・個別安置の延長(10年・1回限り)55,000円・記名板33,000円祭祀の主宰者。宗教・宗派は問わない随時募集(郵送受付も可)
東京都小平霊園・八柱霊園 合葬式墓地(施設変更制度)使用料・年間管理料が不要(施設変更制度で改葬する場合)承継者がいない都立霊園の使用者。年度により実施の有無・受入霊園・受付期間が異なる毎年4月以降に使用中の霊園へ問い合わせ(都立霊園FAQは「年に3回募集」と案内)
神奈川県横浜市メモリアルグリーン 慰霊碑型・樹木型納骨施設慰霊碑型 60,000円(1体・30年間、管理料31,420円)、樹木型 140,000円(1体、管理料62,850円)一般墓所を返還して移す場合の優先枠・免除は確認したページに記載なし確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
北海道札幌市平岸霊園 合同納骨塚1体9,100円(申請時に現金一括。以後の管理料なし)市営霊園・墓地を返還(墓じまい)する人は札幌市民でなくても可。返還に伴う使用では住民票不要生前予約なし。平岸霊園管理事務所へ電話で申請日時を予約
福岡県福岡市平尾霊園 合葬式墓所公式記載を確認できず条例第7条に「合葬式墓所の利用を目的として利用地の全部を返還するとき」の定めあり。受付条件・使用料は確認したページから特定できず確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
愛知県名古屋市みどりが丘公園 合葬式墓地公式記載を確認できず「一般墓地を返還していただくことで、合葬式墓地の使用許可を受けていただけます」。使用料の免除・優先枠は記載なし確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
大阪府大阪市瓜破霊園 合葬式墓地公式記載を確認できず一般墓地を返還して移す場合の優先枠・免除は確認したページに記載なし令和8年度は令和8年4月1日〜令和9年3月7日(送付は必着)
広島県広島市高天原墓園 合葬墓焼骨1体につき5万円(管理料は使用料に含む)市営墓地または広島市(高天原)納骨堂の使用者で、使用権を返還して合葬墓に移す人を申込資格に明記。生前申込みは不可令和8年度は第1期 5月1日〜6月30日、第2期 11月2日〜12月28日(必着)
宮城県仙台市いずみ墓園 合葬式墓所・個別集合墓所公式記載を確認できず一般墓所を返還して移す場合の優先枠・免除は確認したページに記載なし令和8年10月1日から随時申込み(それまでは年2回募集)
福岡県北九州市二島霊園・浅川霊園(共同墓碑のみ)公式記載を確認できず一般区画を返還して共同墓碑へ移す場合の優先枠・免除は確認したページに記載なし確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
鹿児島県鹿児島市市営合葬墓公式記載を確認できず返還して合葬墓へ移す場合の優先枠・使用料の扱いは確認したページに記載なし確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
千葉県千葉市平和公園 合葬式樹木葬墓地(桜木霊園にも合葬墓)公式記載を確認できず園内の合葬先へ移す場合の優先枠は確認したページに記載なし確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
埼玉県さいたま市思い出の里市営霊園 合葬式墓地・樹林型合葬式墓地公式記載を確認できず園内の合葬先へ移す場合の優先枠は確認したページに記載なし。合葬式墓地は預かりから20年で合祀確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
神奈川県川崎市緑ヶ丘霊園 合葬型墓所使用料 1体7万円・管理料 1体3万円(永年分)一般墓所を返還して移す場合の優先枠は確認したページに記載なし確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
岡山県岡山市上道墓園 合葬墓焼骨1体10,000円(市内に住民票がない人は15,000円)「岡山市内の墓地又は納骨堂からお骨を改葬又は分骨する方」を申請資格に含む。市外在住は割増料金で可確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
大阪府堺市堺市霊園 合葬式墓地公式記載を確認できず一般墓地を返還して移す場合の優先枠の記載なし。条例第14条の2により合葬後の焼骨は返還されない確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
神奈川県相模原市峰山霊園 合葬式墓所(慰霊碑型・樹林型)慰霊碑型 1体90,000円・2体180,000円、樹林型 1体92,000円・2体184,000円。年間管理料なし一般墓所を返還して移す場合の優先枠の記載なし年度ごとの公募(令和8年度は樹林型合葬式墓所 第6期を9月1日に告知)
栃木県宇都宮市東の杜公園 合葬墓・長期納骨堂合葬墓 焼骨1体25,000円(条例第16条の8)市のよくある質問が墓じまい後の受け皿として案内。返還者の優先枠の記載なし。条例第16条の6により合葬後の焼骨は返還されない確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
大分県大分市大分市営納骨堂 合葬式収蔵施設1体44,000円(期間は永年)大分市に3か月以上住所を有することなど。市営墓地を返還する人の優先枠の記載なし随時募集
兵庫県西宮市白水峡合葬式墓地合葬室 1体50,000円・一時安置室 1体100,000円(10年間収蔵後に合葬室へ)・記名板(希望者のみ)1体30,000円(いずれも税込)西宮市立一般墓地・納骨堂の名義人は当該墓地・納骨堂を返還する必要がある(返還後なら申込み可)。生前申込みは合葬室のみ。分骨での申込み不可。申込みは郵送で斎園管理課確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
神奈川県横須賀市横須賀市営公園墓地 合葬墓1納骨区画10万円・年間管理料650円(条例別表第1)一般墓地を返還して移す場合の優先枠・申込資格は確認したページに記載なし確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
大阪府高槻市高槻市公園墓地 合葬式墓地合葬のみ55,000円・10年間個別保管後合葬110,000円・20年間個別保管後合葬165,000円・記名板55,000円(税込・市民)。市民以外は82,500円・165,000円・247,500円・82,500円高槻市民、死亡時に高槻市民であった親族の焼骨の所有者、公園墓地の墓所を返還すると同時に申し込む方(公園墓地に埋蔵された焼骨の所有者)、市民の生前予約斎園課窓口(17番)で平日受付。郵送不可。募集時期の限定は公式ページに記載なし
北海道旭川市旭川市共同墓1体につき26,000円(住所要件により5割増の場合あり)旭川市又は近隣8町(鷹栖町・東神楽町・当麻町・比布町・愛別町・上川町・東川町・美瑛町)に住所がある人、生前にこれらの地域に住所があった人の焼骨等を収蔵する人。条例第8条の2第1項第3号により、市営墓地の使用者が焼骨等を共同墓に改葬のうえ当該墓地を返還する場合も対象確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
秋田県秋田市秋田市営墓地 合葬墓(北部墓地・平和公園)1体につき17,000円(北部墓地・平和公園とも)本市に住所又は本籍がある人、死亡時に本市に住所・本籍があった人の焼骨を埋蔵する人、本市が設置した墓地から改葬する人。自己の死亡後の使用は申請時に満65歳以上であることが条件確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
福島県郡山市郡山市東山霊園 合葬墓(個別埋蔵室・合葬室)個別埋蔵室1体用95,000円・2体用190,000円、合葬室(直接埋蔵)1体45,000円自己の死亡後の利用のために合葬墓を使用する場合は申請時に満65歳以上であることが条件。個別埋蔵室の焼骨は20年経過後(又は使用者の申出があれば経過前でも)合葬室に移され、焼骨未埋蔵での使用終了は使用料の2分の1が還付される確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
福島県いわき市いわき市営墓園 納骨堂型合葬墓地・樹木葬型合葬墓地納骨堂型合葬墓地1体90,000円(納骨堂利用)/45,000円(利用しない場合)、樹木葬型合葬墓地1体120,000円自己の死亡後にその焼骨を埋蔵する目的で使用する場合は、申請時に65歳以上であるか、市長が特別な事情を認める者であることが条件確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
群馬県前橋市嶺公園樹林墓地(個別埋蔵施設A・B型地/合同埋蔵施設C型地)A型地230,000円・B型地350,000円(個別・20年)、C型地50,000円(合同埋蔵・永年)。更新時A型地50,000円・B型地80,000円条例第3条第2項の要件に加え、祭祀を承継する者がいない者、又はいなくなる見込みがある者であることが必要(施行規則第4条)確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
東京都八王子市緑町霊園 合葬式墓地(納骨室・合葬室)納骨室1体用125,000円・2体用250,000円、合葬室1体につき85,000円(区画墓地からの施設変更の場合は納骨室1体用125,000円・2体用250,000円、合葬室1体30,000円)市内1年以上居住・祭祀主宰者(自己使用目的の場合を除く)。区画墓地の使用者が区画墓地を返還して合葬式墓地に施設変更する制度あり(この場合の使用料は低額)確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
神奈川県藤沢市大庭台墓園 合葬納骨壇1箇所につき78,000円(管理料の定めなし)公式記載を確認できず確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
宮崎県宮崎市宮崎南部墓地公園・下原墓地・倉之町墓地・瀬頭墓地・福島町墓地・桃山墓地・龍福寺墓園 合葬墓宮崎南部墓地公園132,400円、下原墓地・倉之町墓地・龍福寺墓園101,850円(いずれも年間管理料なし)宮崎南部墓地公園の合葬墓のみ生前予約が可能。返還する人向けの優先枠の記載はなし確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
沖縄県那覇市那覇市民共同墓(合葬用納骨室・合葬室・短期収蔵納骨室)合葬室(直接埋蔵・生前予約とも)1体30,000円。短期収蔵納骨室は1体用25,000円・2体用50,000円・特殊壇100,000円(使用期間5年、1回に限り更新可)本市に住所を有し、祭祀を主宰する者で焼骨を所持していること。生前予約の場合は本市に住所を有し自己使用目的であること確認したページに時期の記載なし(年度ごとの案内を確認)
千葉県市川市市川市霊園 合葬式墓地1体用71,000円・2体用142,000円(この他の年間管理料等はなし)。使用許可日から20年間は納骨壇に埋蔵し、その後は1体ずつ合葬室へ改葬して合祀一般墓地の返還を条件に、公募以外で許可する特例あり(生前・遺骨あわせて2体まで。この特例に限り市外在住でも申込可)。公募の申込資格は確認したページに記載なし特例許可は一般墓地返還促進事業の手続きとは別に申込(窓口のみ・郵送不可)。公募の募集時期は確認したページに記載なし
大阪府豊能町大阪北摂霊園 合葬・COSMOS WINDOW直接合葬1体66,000円・5年間安置後合葬(個別安置)1体88,000円・10年間安置後合葬(個別安置)1体132,000円・記名板(希望制)1枚33,000円(税込)。年間管理料などの追加費用の有無は確認したページに記載なし遺骨を所持している人、または自分の遺骨の埋蔵を目的とする人(生前予約)。住所・国籍・宗旨宗派は問わない。建立葬の使用者が墓所の返還と同時に申し込む場合は合葬の使用料を2分の1に減額(記名板は対象外)随時申込受付中(持参または郵送)。使用許可証の交付後に遺骨を霊園管理事務所へ持参(郵送・宅急便での受付は不可)。埋蔵は原則、毎週水曜日
愛知県春日井市潮見坂平和公園 合葬式墓地(共同埋蔵施設・個別埋蔵施設)共同埋蔵施設 市内55,000円(使用料35,200円+清掃料19,800円)・市外72,600円(52,800円+19,800円)、個別埋蔵施設 市内125,400円(105,600円+19,800円)。いずれも焼骨1体あたり共同埋蔵は遺骨所持(改葬可)で祭しを主宰する者、生前申請は市内在住の満65歳以上。個別埋蔵は市内住民登録(または納骨対象者が死亡時に市内住民登録)かつ遺骨所持(改葬可)・祭しを主宰する者令和8年度は令和8年4月23日〜令和9年3月31日受付(年度ごと)
青森県青森市月見野霊園 合葬墓(納骨室・合葬室)納骨室及び合葬室 1体98,000円、合葬室のみ 1体62,000円、記名板 1体34,000円(希望者のみ)。市営霊園・墓園の一般墓地から合葬室に改葬する場合は、遺骨の体数にかかわらず返還する一般墓地1区画につき62,000円。納付した使用料は返還しない一般墓地を使用していない方で、市内在住で遺骨保有(改葬含む)/市外在住で死亡時に市内在住だった方の遺骨保有/市内在住の満70歳以上(生前予約)。別に、一般墓地から合葬室に改葬して墓地を返還する方(条例第9条第4項)遺骨保有・改葬は通年受付、生前予約は年1回(広報あおもりで案内)。管理事務所閉所期間(12月1日〜3月31日)は納骨不可
兵庫県宝塚市宝塚すみれ墓苑 合葬式墓所直接合葬方式 1体55,000円(税込)/埋蔵室安置後合葬方式(10年安置)110,000円(生前申込は132,000円)/記名板55,000円(希望制)宝塚市外在住でも申込可・宗旨宗派不問。焼骨をお持ちの方(初めて納骨・他墓所から改葬)と生前申込みの方が対象。他墓所から改葬する場合は住民票(本籍地記載・3か月以内)と改葬許可証または埋蔵証明書の原本随時受付
北海道苫小牧市苫小牧市共同墓(高丘第二霊園内)1体11,000円(使用料7,000円+管理料4,000円。永代・納入は申請時のみ。納骨を取りやめても返還なし)市に住所又は本籍を有する者が管理するお骨、市に住所又は本籍を有していた故人のお骨、または高丘霊園・高丘第二霊園・植苗墓地から共同墓に改葬する場合(条例第2条第3項第3号)。市営墓地から移す場合は「不要となるお墓の解体撤去に関する契約書」が必要書類令和8年の申請期間は1月19日〜12月2日。納骨は毎週土曜日のみ
大阪府四條畷市飯盛霊園 合葬墓「虹の丘」合葬施設 1体 資格1 65,000円/資格2 75,000円(税込・令和8年10月1日改訂)。個別安置施設(10年分)は別途 65,000円/98,000円、記名板 137,000円/206,000円どなたでも申込可。資格1=関係市(守口・門真・大東・四條畷)に住所を有する者/死亡時に関係市に住所を有していた者の焼骨を所持する者/飯盛霊園の個別墓所の使用者。資格2=それ以外。墓所を返還して申し込む場合は事前に組合管理課へ相談随時受付(9:00〜17:30。土日祝・年末年始も受付)。埋蔵は申請受理週の翌水曜日
茨城県水戸市浜見台霊園 合葬式墓地1体あたり70,000円(管理料のお支払いはありません)自己の死後の焼骨を埋蔵しようとする者(生前申込み)、または配偶者・6親等以内の血族・3親等以内の姻族の関係にあった者その他規則で定める者の焼骨を現に所有する者。市長は本市に住所を有する者を優先する(市外在住者が申し込めるかの明記なし)。申請書に「区画墓地の返還」の有無の欄あり申請期間中のみの受付。ページは「令和7年度の募集は終了」(令和8年度以降の募集はこのページでは確認できない。ページ更新日が2024年5月28日で古い)
神奈川県小田原市久野霊園 合葬式墓地焼骨等1体あたり使用料60,000円・管理料10,000円(永年)。使用料・管理料は使用許可の際に一括納付(1回限り)。使用料の免除や猶予の制度はない応募の時点で市内に1年以上居住している方(久野霊園を使用していない方も対象)。久野霊園の区画墓地使用者は、合葬式墓地使用許可から3年以内に改葬して区画墓地を返還。埋蔵できるのは申請時点で現に有する焼骨等、または申請者が死亡した際の焼骨等(生前申込み)年度ごとの募集。令和8年度は令和8年9月14日〜10月16日(募集50件、超えた場合は抽選)
茨城県日立市日立鞍掛山霊園 合葬式墓地(納骨室・合葬室)市営霊園使用者(返還者)向け: 納骨室 1体用納骨壇55,000円・2体用納骨壇110,000円、合葬室 1体25,000円、記名板(希望制)1体10,000円(税込)。市営霊園を使用していない方の令和8年度募集は1体用110,000円・2体用220,000円・合葬室1体50,000円市営霊園(東平・鞍掛山・十王・入野・成沢)の墓所使用者で、現在使用している墓所を返還する者。許可から2箇月以内に墓所中止(霊園返還)届。市外在住の使用者が申し込めるかの明記なし随時受付(郵送または窓口。電話不可)。市営霊園を使用していない方向けは令和8年9月7日〜10月6日(抽選)
千葉県市原市海保墓園 合葬墓(合葬室。特例使用許可)市営墓園の区画を返還する者は特例使用許可で無料(返還区画に埋蔵されている焼骨に限る。撤去工事・改葬の費用は自己負担)。一般向け令和8年度公募: 納骨壇 1体用79,000円・2体用158,000円、合葬室 1体38,000円市営墓園の使用者で使用墓地を返還する者(特例使用許可)。必要書類に撤去工事契約書の写し・焼骨全員分の改葬許可書があり、(市外在住者の場合)住民票の写しとの記載はあるが、市外在住でも申請できると明記した文は確認できない。一般公募は1年以上市原市に住民登録があり、市営墓園施設(納骨堂・合葬墓を除く)の使用許可を受けていない者特例使用許可の申請時期は案内に記載なし。一般公募は令和8年7月1日〜7月31日(終了。次回は令和9年7月予定)
新潟県長岡市長岡市墓園 共同墓(第1号墓域内)骨壺1個あたり145,000円。墓誌を掲示する場合は1枚あたり令和8年度20,000円の実費。区画墓地の返還者の減免は確認できず優先: 区画墓地に埋蔵されている遺骨を改葬する使用者(使用している区画墓地を返還する場合に限る)。ほか、市民で遺骨(改葬・分骨を除く)を持つ方、死亡時に市民だった者の遺骨(同)を持つ方、市長が相当の理由があると認める者令和8年度は追加募集(令和8年9月1日〜9月30日。確認日の時点で期間は過ぎている)。骨壺200個分、使用期間は永年
青森県八戸市東霊園 合葬墓焼骨1体につき65,000円(払戻しなし)通年受付は「焼骨を保有している方」(八戸市民(申込時に引き続き1年以上住民登録)の焼骨、または死亡時に八戸市民(同)だった方の焼骨を保有し、使用できるお墓がない方)。市営霊園の一般墓地区画の使用者(遺骨を埋蔵している方で、区画を返還すること)と満65歳以上の市民の生前予約の区分は「現在募集しておりません」通年受付は焼骨保有者のみ。返還者の区分・生前予約は募集時に広報はちのへ等で周知
千葉県浦安市墓地公園 合葬式墓地(複合霊堂。20年保管後に合祀室へ埋蔵)通常(20年保管後埋蔵)は1焼骨につき137,500円(税込)。墓所の返還者は合祀室改葬等許可制度で、改葬先の使用料を負担せずに合祀室へ改葬できる(生前予約は使用者と配偶者に限り1人35,000円)通常は、申請時点で本市に住民登録2年以上で埋蔵されたことがない焼骨を持つ方など。墓所の使用者は、墓所を返還して焼骨の全部または一部を改葬する場合などに利用できる(墓所を継続する使用者は焼骨の一部を1体35,000円で改葬)随時受付(環境衛生課。平日8:30〜17:00)。受付日が1〜15日なら翌月1日、16日〜月末なら翌月15日に許可
東京都稲城市公営 稲城・府中メモリアルパーク 合葬式墓地(納骨壇に20年→合葬室。納骨壇は更新1回で最長40年)1体用178,200円・2体用356,400円(管理料相当分を含む)。平面墓地(普通・芝生。有期限芝生を除く)の返還者は、墓地1基につき50,000円の使用料で合葬式墓地の使用許可を受けられ、遺骨は合葬室に埋蔵(返還ページ)通常は、申込者本人が基準日以前から1年以上継続して稲城市または府中市に居住していること等(よくある質問。申込区分・資格の詳細は「申込みのしおり」で未確認)。平面墓地の返還者は返還ページの施設変更(事前に管理事務所へ電話)通常の募集は毎年6月頃から(令和8年度第2回は9月1日〜9月30日、先着順、持参または郵送。確認日の時点で期間は過ぎている)。返還者の施設変更は返還の手続きと同時に申請
大阪府寝屋川市公園墓地内の納骨堂 合葬室使用料20,000円+管理料10,000円=30,000円(永年)申請日に寝屋川市に1年以上継続して居住し祭祀を主宰する方で、寝屋川市民または市民であった死亡者の遺骨を持つ方。既に公園墓地の墓地使用許可(または納骨壇の長期使用許可)を受けている方は申込不可。区画墓地の返還者を対象とする記載なし(納骨壇の返還者は合葬室への収蔵が選べる)随時受付(毎日9時〜17時30分。年末年始を除く)。使用開始は申請月の2か月後の1日

「公式記載を確認できず」は、当サイトが確認した資料に書かれていなかったことを示します。施設名から霊園別ページへ移ると、返還届・原状回復の仕様・還付の条件まで、その霊園の条例と公式案内の記載を確認できます。

募集時期:常時募集と期間募集

民間の永代供養墓は思い立ったときに契約できますが、公営の合葬墓には募集の窓があります。常時・随時募集と明記していたのは13件。明石市 石ケ谷墓園は「合葬式墓地は、常時募集しています」、加古川市 日光山墓園は「随時募集中」で郵送受付も可。仙台市いずみ墓園は、これまで年2回の募集でしたが、令和8年10月1日から随時申込みに変わりました。札幌市の合同納骨塚は生前予約を受け付けず、平岸霊園管理事務所へ電話して申請日時を予約する形です。

期間募集の例は、広島市 高天原墓園 合葬墓が令和8年度は第1期5月1日〜6月30日・第2期11月2日〜12月28日(必着)。大阪市 瓜破霊園 合葬式墓地は令和8年4月1日〜令和9年3月7日と長めの受付期間を取っています。相模原市 峰山霊園の樹林型合葬式墓所は年度ごとの公募で、令和8年度は第6期を9月1日に告知しました。都立霊園の施設変更制度は年度により実施の有無・受入霊園・受付期間が異なり、毎年4月以降に使用中の霊園へ問い合わせる必要があります(都立霊園のよくある質問は「年に3回募集」と案内)。

募集の窓があるということは、墓じまいの工事の時期と合わせて逆算が要るということです。改葬許可証を取って遺骨を取り出したのに、合葬墓の受付が半年先だった、という事態は避けたい。広島市は使用許可を受けた日から1年以内に納骨できることを申込資格に含めていて、許可証の交付は申込受付月の翌々月以降です。受付期間、許可までの日数、納骨の期限。この3つを先に押さえてから、石材店に撤去の日取りを頼む順番になります。

合葬先が無い霊園:「無い」と明記した8件と、記載が見つからなかった33件

ここまでは合葬先がある49件の話でした。残る41件のうち8件は、市が公式に「無い」と書いています。いまのお墓がこの霊園にある人は、返還したあとの受け皿を同じ市の中には求められません。

合葬先が無いと公式に確認できた公営霊園8件(公式サイト・条例の記載。当サイト実査分)
自治体・霊園公式の記載補足確認日・出典
兵庫県尼崎市尼崎市墓園「尼崎市営の合葬式墓地・共同墓地はありません」市営の合葬墓・共同墓地の紹介や斡旋も行っていないと案内。市内の民間墓地・納骨堂の一覧ページが参照先〔2026年9月13日〕出典を見る
千葉県船橋市船橋市営霊園「整備計画の構想化や測量、地形調査、設計、整備工事等におよそ5年かかると見込まれ」市営の合葬墓は現在なし。馬込霊園第5次整備計画に位置づけ、令和7年2月の回答で着手に向けて検討中。園内の霊堂は一時的な預かり施設〔2026年9月13日〕出典を見る
愛知県豊橋市豊橋市営墓地「永代供養のための施設はありません。また現在計画もありません。」市の「よくある質問」への回答〔2026年9月13日〕出典を見る
北海道函館市函館市東山墓園「市営の合葬墓・合葬式墓地の案内が見当たりません」敷地内の合葬墓「聖空苑」は北海道聖施設財団が運営する別施設で、市営ではない〔2026年9月18日〕出典を見る
岩手県盛岡市盛岡市営墓園「市営墓地では現在、合葬墓、納骨堂等の永代供養が可能なお墓の整備を行なっておりません」市の公式FAQ。永代供養が可能な民間墓地の一覧(市作成のPDF)が別途案内されている〔2026年9月18日〕出典を見る
群馬県高崎市高崎市八幡霊園「合葬墓・合葬式墓地・樹木葬型の墓所についての定めは条例のどこにもありません」八幡霊園条例が定める墓所の種別は自由墓地と規格墓地のみ〔2026年9月18日〕出典を見る
埼玉県川口市川口市安行霊園「当霊園の納骨堂は一時的な保管施設であり、無期限の使用はできません」納骨壇の使用許可期間は原則3年又は1年。合葬式墓地の新規設置は霊園基本計画に盛り込まれているが、2026年9月時点では計画段階〔2026年9月18日〕出典を見る
長崎県佐世保市佐世保市民霊園「市民霊園に永代供養墓はありませんのでご承知おきくださいますようお願いいたします。」公募の申込みガイドも「市民霊園では永代供養をおこなっていません」。園内の納骨堂は5年間をめどに遺骨を預かる施設で、合葬墓ではない〔2026年10月4日〕出典を見る

同じ「無い」でも中身は違います。尼崎市は市営の合葬式墓地・共同墓地が無いと明記し、豊橋市は計画も無いと答え、盛岡市は現在整備していないとして永代供養が可能な民間墓地の一覧を別に案内しています。船橋市は、令和7年2月の回答で着手に向けて検討中とし、整備までにおよそ5年かかると見込んでいます。川口市は合葬式墓地の新設を基本計画に載せていますが、2026年9月時点では計画段階です。待つという選び方は成り立ちますが、改葬を急ぐ事情がある人には間に合いません。

函館市の東山墓園と川口市の安行霊園には、合葬墓と紛らわしい施設があります。函館市は敷地内の「聖空苑」が財団運営の別施設で、市営ではありません。川口市の納骨壇は原則3年又は1年の一時預かりで、使用をやめるときは遺骨を引き取ります。名前に「納骨」「霊堂」と付いていても、合葬墓とは限りません。

もう33件は、確認した条例・公式ページに合葬墓の記載を見つけられなかったものです。記載がないことは、無いことの証明ではありません。京都市の深草墓園(納骨堂)、静岡市の愛宕霊堂、熊本市の桃尾霊堂のように、市営の納骨堂や霊堂が別制度としてあるだけの例もあれば、岡崎墓園のように納骨壇が3年または5年の期限付きで「永代供養するものではありません」と明記している例もあります。対象は稲美町 奥ノ池墓地・高砂市公園墓地・名古屋市 八事霊園・愛宕霊園・長崎市有墓地・下関市営墓地・霊園・高知市有墓地・京都市営墓地・浜松市営墓所・新潟市営墓地・静岡市営墓地・熊本市営墓地・金沢市営墓地・松山市営墓地・豊田市 古瀬間墓地公園・岐阜市営墓地・姫路市有霊苑・吹田市有墓地・奈良市営墓地・富山市営墓地・岡崎市 岡崎墓園・岡崎市有共同墓地・函館市営共同墓地・郡山市共用墓地・藤沢市西富墓地・和歌山市今福霊園・倉敷市公園墓地・福山市墓苑・墓地・高松市墓地・四日市市北部墓地公園・白井市 松戸市営白井聖地公園・一宮市営墓地・福井市営墓地・釧路市営墓地(釧路地区)です。

受け皿が市営に見つからないときの道は3つあります。ひとつは、ほかの自治体の合葬墓。市外在住でも申し込める旨を明記していたのは11件(札幌市・岡山市・高槻市・旭川市・市川市・豊能町・春日井市・青森市・宝塚市・苫小牧市・四條畷市)で、札幌市のようにいまの市営墓地を返す人なら市民でなくてもよい例があります。ふたつめは民間の永代供養墓。みっつめは、移さずにいまのお墓を続けること。船橋市のように整備を待つ間は動かない、という判断も同じ重さの選択肢です。継ぐ人がいない不安が動機ならお墓を継ぐ人がいない場合はどうするで、移さない場合の続け方も並べています。

改葬先に選ぶときの手続きの順番

公営の合葬墓を改葬先にする場合も、法律上の手続きは他の改葬先と同じです。いまお墓がある市区町村の改葬許可(墓地、埋葬等に関する法律 第5条)を受け、許可証を合葬墓の運営者に提出して納めます。順番はおおむね次のとおりです。

  1. 申込資格と募集時期を確かめる
    住んでいる自治体と、いまお墓がある自治体の両方で、公営の合葬墓の募集案内を探します。市民要件・「市内のお墓からの改葬」要件・受付期間・生前申込みの可否(広島市・札幌市は不可)を見ます。
  2. 合葬墓に申し込み、使用許可証(受入証明)を受け取る
    改葬許可の申請には、改葬先が受け入れることを示す書類が要るのが一般的です。加古川市は「改葬の場合」の添付書類に改葬許可証を挙げており、申込みと改葬許可のどちらを先に進めるかは運営者の案内に従います。必要書類の考え方は墓じまいの必要書類で整理しています。
  3. いまお墓がある市区町村に改葬許可を申請する
    手数料・郵送可否・必要書類は自治体ごとに違います。改葬許可(自治体別)データベースで公式記載を確認できます。神戸市立墓園のように、改葬許可の申請が管理事務所に納骨の届出がある人に限られる霊園もあります。
  4. 遺骨を取り出し、合葬墓へ納める
    広島市は「1申込みで2体以上の焼骨を埋蔵することができます」とし、1体ずつ納骨袋に移してまとめて持参する形です。使用料が「1体につき」で決まる施設では、体数がそのまま費用になります。
  5. いまの区画を返還し、原状回復する(公営墓地の場合)
    いまのお墓も公営墓地なら、返還届・撤去工事・完了検査の順序があります。公営墓地の返還手続きと、使用料が戻る条件をまとめた使用料の還付をあわせてご覧ください。返還時に払うお金と戻るお金の全体は公営墓地の墓じまい費用で墓園ごとに整理しています。

いまのお墓の名義人がすでに亡くなっている場合、明石市は合葬先が石ケ谷墓園合葬式墓地なら一般墓地の承継も必要としています。名義の扱いは墓地の名義人が亡くなっている場合の改葬許可申請で自治体の記載を集めています。

民間の永代供養墓との違い

費用の低さと運営の安定は公営の強みですが、選ぶ前に知っておきたい違いが3つあります。ひとつめは、取り出せないこと。合葬後は遺骨を返してもらえないと明記していたのは26件で、明石市は「合葬室へ納めた後は遺骨を返してもらえません」、広島市は「受け付けた焼骨を返還及び改葬することはできません」、堺市と宇都宮市は条例で定めています。明記が無い施設でも、他の方の遺骨と一緒に埋蔵する構造上、個別に取り出すことは想定されていません。

ふたつめは、個別安置の選択肢が施設によって有る無しが分かれること。加古川市は「個別安置後合葬」を選べば個別安置期間内に限って返還でき、期間は許可の日から数えます(使用年数ではない、と明記)。さいたま市 思い出の里の合葬式墓地は預かりから20年で合祀。宇都宮市 東の杜公園には、一定期間安置してから合葬墓へ移す長期納骨堂があります。横浜市の慰霊碑型は30年の使用期間で、更新の申出がなければ合同埋蔵。個別安置の期間と、その後どうなるかは、民間の永代供養墓を見るときと同じ目で確かめます。

みっつめは、名前を残す方法。加古川市の記名板33,000円、広島市の記名板申込みのように、希望者だけ別料金で刻む形が多く、民間の永代供養墓のように個別の墓誌や法要が付くわけではありません。お参りの場所を家族としてどう持ちたいかで、樹木葬や納骨堂と比べたくなることもあります。7つの選択肢を費用で横並びにした改葬先の比較と、改葬先診断で候補を絞れます。承継者がいないことが動機なら、お墓を継ぐ人がいない場合はどうするで「移さない」も含めた選択肢を並べています。

よくある質問

回答中の金額・文言は、当サイトの公営霊園データ(条例・公式サイトの実査、確認日2026年8月23日〜9月3日)と、2026年9月9日に各自治体の公式ページ本文を読んで転記したものです。件数は公営霊園90件のデータからの集計です。

市営墓地の永代供養墓(合葬墓)の使用料はいくらですか?

当サイトが公式サイト・条例を実査した公営霊園90件のうち、園内に合葬先があると確認できたのは49件、使用料まで公式に確認できたのは39件です。安い順に、札幌市 平岸霊園 合同納骨塚が1体9,100円(以後の管理料なし)、岡山市 上道墓園 合葬墓が1体10,000円(市外在住は15,000円)、宇都宮市 東の杜公園 合葬墓が1体25,000円、広島市 高天原墓園 合葬墓が1体5万円(管理料込み)、明石市 石ケ谷墓園 合葬式墓地が1体55,000円、横浜市 メモリアルグリーン 慰霊碑型が1体60,000円(30年間)、川崎市 緑ヶ丘霊園 合葬型墓所が1体7万円+管理料3万円、加古川市 日光山墓園 合葬式墓地が合葬のみ82,500円、相模原市 峰山霊園 合葬式墓所が慰霊碑型1体90,000円・樹林型92,000円。東京都の都立霊園は、承継者がいない使用者向けの施設変更制度で改葬する場合、合葬式墓地の使用料・年間管理料が不要です。

市民でなくても、市営の合葬墓に申し込めますか?

市外在住でも申し込める旨を公式に明記していたのは49件中11件(札幌市・岡山市・高槻市・旭川市・市川市・豊能町・春日井市・青森市・宝塚市・苫小牧市・四條畷市)です。札幌市は「札幌市営霊園・墓地の使用者で、返還(お墓じまい)をされる方(札幌市民でなくても可)」とし、返還に伴う使用では住民票も不要です。岡山市 上道墓園の合葬墓は、市内に住民票がない人は使用料が10,000円から15,000円になります。広島市は「本市に住所を有する方」「死亡の際本市に住所を有した方の焼骨」「市営墓地または広島市納骨堂の使用者で使用権を返還する方」のいずれかを申込資格としており、申込者も故人も市内に住所がなく市外のお墓から移す場合は、どの区分にも当たりません。多くの公営の合葬墓は市民または市内のお墓からの改葬を前提にしているため、いまお墓がある自治体と、住んでいる自治体の両方の公営霊園を確かめる順番になります。

いまの市営墓地を返還して、同じ市の合葬墓へ移すと使用料は安くなりますか?

返還する人を申込資格や制度の対象として公式に明記していたのは49件中27件で、割引の形はそれぞれ違います。明石市 石ケ谷墓園は「一般墓地の返還と同時に合葬室へ申し込む場合、通常1体55,000円の合葬室使用料が免除」。東京都の施設変更制度は、承継者がいない使用者が都立霊園のお墓を返還して合葬式墓地へ改葬する場合、使用料・年間管理料が不要。札幌市は返還者に市民要件と住民票を課しません。一方、横浜市・大阪市・仙台市・川崎市などは返還者向けの優先枠や免除が確認したページに記載されていませんでした。園内の合葬先へ移る手続きは、当サイトの「公営墓地の施設変更」の記事で返還・還付との関係を整理しています。

公営の合葬墓の募集はいつですか?

常時・随時募集と公式に明記していたのは49件中13件(明石市・加古川市・札幌市・仙台市・大分市・豊能町・青森市・宝塚市・四條畷市・日立市・八戸市・浦安市・寝屋川市)です。明石市 石ケ谷墓園と加古川市 日光山墓園は常時・随時募集、仙台市いずみ墓園は令和8年10月1日から随時申込みに変わりました(それまでは年2回)。札幌市の合同納骨塚は生前予約を受け付けず、平岸霊園管理事務所へ電話して申請日時を予約します。期間募集の例では、広島市 高天原墓園 合葬墓が令和8年度は第1期5月1日〜6月30日・第2期11月2日〜12月28日、大阪市 瓜破霊園 合葬式墓地が令和8年4月1日〜令和9年3月7日、相模原市 峰山霊園の樹林型合葬式墓所は年度ごとの公募(令和8年度は第6期を9月1日に告知)です。都立霊園の施設変更制度は年度により実施の有無・受入霊園・受付期間が異なり、都立霊園のよくある質問では「年に3回募集」と案内されています。

公営の合葬墓に納めた遺骨は、あとで取り出せますか?

合葬後は遺骨を返してもらえないと公式に明記していたのは49件中26件(明石市・加古川市・広島市・堺市・宇都宮市・高槻市・旭川市・秋田市・前橋市・八王子市・藤沢市・那覇市・豊能町・春日井市・青森市・宝塚市・苫小牧市・四條畷市・小田原市・日立市・市原市・長岡市・八戸市・浦安市・稲城市・寝屋川市)です。明石市 石ケ谷墓園は「合葬室へ納めた後は遺骨を返してもらえません」、加古川市 日光山墓園は「合葬のみ」の区分は返還不可で個別安置期間内のみ返還可、広島市は「受け付けた焼骨を返還及び改葬することはできません」、堺市は条例第14条の2、宇都宮市は条例第16条の6で返還しないと定めています。明記していない施設でも、他の方の遺骨と一緒に埋蔵する構造上、個別に取り出すことは想定されていません。将来また改葬する可能性が少しでもあるなら、個別安置期間を選べる施設(加古川市・明石市・宇都宮市の長期納骨堂など)か、個別安置型の永代供養墓を候補に残しておく選び方があります。

次の一歩

公営の合葬墓を候補にするなら、住んでいる自治体と、いまお墓がある自治体の公営霊園の募集案内を探すところからです。当サイトの霊園別ページには、その霊園の返還・原状回復・還付の条件と、園内の合葬先の記載を出典つきで載せています。合葬先の使用料が公式に確認できているのは39件で、それ以外は募集案内やパンフレットで確かめる必要があります。改葬全体の費用は費用シミュレーターで試算できます(改葬先の費用は「合祀墓・合葬墓」の区分で見込んでください)。

いまのお墓が公営墓地でも寺院墓地でも、墓石の撤去は石材店の仕事です。撤去範囲や完了検査の条件は墓地ごとに違うため、同じ条件で複数の石材店に見積もりを頼んで比べる方法があります(以下は広告リンクです)。
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参照元

執筆・編集

大久保亮佑株式会社Kogera代表

生前整理アドバイザー2級(一般社団法人生前整理普及協会、2026年5月取得)

墓じまい・改葬の費用と手続きを、自治体・省庁の一次情報や公的統計にあたって整理しています。掲載内容の企画・データ調査・編集の最終責任を負っています。

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